英会話おもしろ記事③

「syllable(シラバル)」って何ですか?

英語らしいカッコイイ発音が出来るようになる「音節」について説明します!

鎌倉市大船、JR大船駅笠間口から徒歩4分の英会話教室、ユリシーズ英語・英会話で講師をしていますNaokoです。

今日は「syllable(シラバル)」についてお話したいと思います。

これが身に着くと、英語らしいカッコイイ発音が出来るようになりますよ!

では早速、一緒に見ていきましょう。

 

syllable(シラバル)とは?

syllable(シラバル)とは、音節のことです。

と言われただけで、ピンとくる方は少ないかもしれせんね。

音節とは、母音を中心とした音のまとまりの単位で、1音節内には発音する母音が1つだけ含まれています。

そして、1つの単語の中にいくつ母音があるかを数えれば、何音節かが分かるのです。

 

具体的には?

例えば、「milk」を見てみましょう。

日本語的な発音で言うと「ミルク」となって、母音の数は3つに感じると思います。

なぜなら、日本語は必ず母音がひらがな一つ一つにくっつく言語だからです。

 

しかし、英語だと「mi(ミ)lk」のミの部分にしか母音が存在しません。

後ろの「lk」は子音のみの発音になります。

なので、milkは1syllable(1音節)になります。

 

他の単語も見てみよう!

では早速、問題です。

下記の言葉が何音節か分かりますか?

実際に自分で発音しながらトライしてみて下さい。

 

① cheese ② winter ③beautiful

 

① 【cheese】

 いきなり難しかったかもしれません。

日本語発音でいうと「チィーズゥ」だから、「2音節でしょう?」と思うかもしれません。

しかし、答えは1syllable(1音節)。最後の「se」は音では「z」の発音になり子音止まりです。

 

② 【win・ter】

これも「ウインタァー」と言ってしまうと4音節に感じますね。

しかし、答えは「win・ter」で2 syllables(2音節)です。

 

③ 【beau・ti・ful】

これまた日本語的発音だと「ビィユウティフゥルゥ」5音節に感じるでしょう。

しかし、正解は「beau・ti・ful」で3 syllables(3音節)になります。

 

なぜsyllableが大切なの?

なぜ音節の話をするのかというと、日本語的発音で英語をいくら話しても、音節の数が違うと英語圏の方には通じないという大問題があるからです。

特に日本語の特徴から、どうしても日本人は母音化(母音をつけて単語を発音すること)してしまう癖があります。

残念ながら、いくらゆっくり発音したところで、音節が違うと、全く別の単語に聞こえてしまい、通じないのです。

なぜなら、英語ネイティブは自然にこのsyllableの数を聞き分けて単語を判断しているからです。

 

見分け方

「でも、やっぱりよくわからない…」という方に朗報です。

もし何音節なのか分からなかったら辞書を引いてみて下さい。

 

調べた単語をよ~く見ると(一番上に出てくる見出し部分)、単語の間に「・」がありませんか?

例えば、「tomato」と調べてみると「to・ma・to」と表示されています。

これが、音節の区切れ目になります。

このドット(点)が1つであれば2音節、2つあれば3音節になります。

因みに、点のない単語は1音節ということです。

 

これからは、syllableも意識の片隅におきながら英会話にチャレンジしてみて下さいね。

 

それでは、また。

When in Rome, do as the Romans do. (郷に入れば郷に従え)