go to ~とgo ~の違いについて

鎌倉市大船の英会話教室、ユリシーズ英語・英会話、講師のYukariです。

 

今日は時々、生徒さんからも質問が出るgo to ~とgo ~の違いについて解説します。

 

goのあと、どういう時にtoがつくかというと、「名詞」がくるときです。たとえば、

 

go to Tokyo

go to America

go to school

go to the gym

 

など。

Tokyo, America, school, gymはみな「名詞」だということは分かると思います。

 

一方、toがつかないのは「副詞」が来る時です。たとえば、

 

go there

go home

go upstairs 

go abroad

 

などです。

there, home, upstairs, abroadはそれぞれ、「そこへ」「家へ」「二階へ」「外国へ」という意味で、もともと「~へ」が含まれている「副詞」なのです。

こういう場合は「~へ」を表すtoは必要ないのですね。

 

では、どれが名詞でどれが副詞かという問題が出てきますが、このタイプの副詞はそれほど数が多くないので代表的なものをいくつか覚えておけばOKです。

上記のもののほか、here「ここへ」(通常come hereの形で使われますが)downstairs「階下へ」overseas「海外へ」somewhere「どこかへ」くらいでまずは大丈夫でしょう。

あとは間違えることをあまり気にせず、新しい副詞に出くわしたらその都度覚えていけば十分だと思います。

 

goのあとにtoがくるのかこないのか迷ったら「品詞を考える」ことを意識してみてくださいね!